驚愕!JALが中国IT大手と提携

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テンセントと愚かな提携

 JALがテンセントと提携しました。

JAL(日本空港)が、中国インターネット大手のテンセントと中国客向けのマーケティングで提携する。テンセントが運営する対話アプリWeChat内で日本を訪問したい中国人がLALの航空券を購入できるようにする他、広告やマーケティングで協業する。ビジネス客より回復が早いと見込む訪日観光客の需要を取り込む考え。12億人以上が利用するとされるWeChat内でJALの航空券を予約購入できるミニアプリを立ち上げ、早ければ年内にもサービスを始める。利用者はアプリ経由で航空券の予約や支払いができる。WeChatでは専用の決済手段を使うためネット経由で決算情報などを打ち込む手間がなくなり利便性が高まる。JALが国内などで運用する予約アプリとは別のシステムで運用し、JAL会員と連携は行わない。購入できる航空券はJALブランドで運行する。日本と中国間を往復する全ての便が対象になる。テンセントはアプリ内での予約システムの提供や、共同での宣伝広告業務を担う。当初は航空券の購入で連携するが、今後JALを利用する観光客向けに国内の観光情報をWeChat上で提供できる仕組みも検討する。WeChatの利用客の大半は中国人とみられ、訪日客獲得において有用だと判断した。航空産業は新型コロナ禍による人数の動員の制限で大きな打撃を受けている。国内線は回復傾向にあるが、国内線の回復には時間がかかるとみられる。JALの2022年3月期の連結最終損益は、1460億円の赤字になる見通し。2024年3月期に本業の利益をコロナ以前の水準に回復させることを目指し、コロナ後の需要の取り込みに向けた施策を模索している。」ということです。(日本経済新聞 2021/11/19付けより

 最初は、小さな提携から始まるんです。

 テンセントといえば中国のITの雄です。

 ITの軸足となるような会社ですから、そこと組んでシステム連携とかなんだかんだと話をすると、今後どうなっちゃうのと言うことなんです。

 さらに恐ろしいことに、ANA(全日空)もテンセントと提携していました。

全日空ホールディングスもグループ会社を通じ中国人向け越境ECの輸送でテンセントと提携している。来日が難しい中国人向けにWeChatの動画を通じて日本のお土産などを広告宣伝し、全日空グループの航空機を使って中国に輸送している。旅客回復が見込めないので中国で輸送量の増加が続く国際貨物輸送を増やす狙いがある」と言うことで、全日空お前もかと、、、という感じになっています。

 JAL・ANAがテンセントと提携という事態になってしまいました。

 そこから徐々に、取り返しの効かない事態になってしまうのではと心配です。

 IT企業と提携すると言うことは、どういうことなんでしょうか?

 今後の展開が恐ろしいですね。

 中国は日本のビッグデータをとれる状況になるということです。

「中国客向けのだから最初は大丈夫ですよ」という話なんでしょうが、これが今後どうなるかわかりません。

 日本の自治体ですら、システム開発を中国の開発会社に委託していたというケースもありましたよね。

 中国というところは「国家情報法」と言って大変恐ろしい法律があります。

 中国国籍を持っている人は当局(中共)の命令に従って、いつでもスパイ行為をしなくてはならないんです。

 従って、テンセントも当局に言われたら「JAL・ANAに対して直ちにスパイ行為をしなければいけない」ということです。

 今はそのようなことをやっていなくても、いざとなったらテンセントと提携をしている日本企業がゴッソリと「絶対外部に出しませんよ」と言ってきたマル秘情報を、当局(中共)の強制ですから「出せ」と言われたら出さざるおえないんです。

 日本の企業からすれば、儲け主義に走ったということでしょうが、今の時期中国のIT企業と提携するということの「ヤバさ」を後になって思い知っても手遅れです。

 今このご時世で中国のIT企業と提携するなんて、狂気の沙汰としか思えません。

 世界からどんな目で日本は見られるのでしょうか?

 日本企業の経営陣は鈍感すぎるにも程があります。

 これがきっかけで大量の情報漏洩が現実のものとなり、そこから日本の国益を大きく阻害するような事態になったら JALさん、ANAさん、どのように責任と取るつもりなんでしょうか?


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