日銀総裁「緩和続ける」発言直後 円安ドル高加速の本当の理由

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’22年4月、早くも130円台が見えてきた本当の理由!

日本の地勢学的リスク

 現在何でこんなに円安ドル高なのかを経済の理屈で説明すると、アメリカは利上げの方向だし、日本はそのまま緩和継続の方向だから、日米金利差が開いていく。

 従ってマネーは金利が高い方に流れます。

 つまり、ドルは高くなり円は安くなる。

 まさにその典型のような展開になっているんだけれども、私はそれに加えて兼ねて夏から言っていることがあります。

「日本の地勢学的リスク」というのも、なんとなく日本のみんなは感じてますよね。

 これはエコノミストの皆さんに言わせるとね「日本が地勢学的リスクってどういうこと?」って良く知らないようなフリをするんですよ。

 台湾問題に決まっているじゃないですか。

 台湾と尖閣ですよ。

 そのことが今回のウクライナの事態によって「やっぱりこれ、やばいよね」となった。

 台湾が中国に取れられたら、次は日本だよねと。

 次どころか、もしかしたら同時に尖閣だってあるかもね。

 その場合は、ロシアはどうするんだと。

 ロシアは昨日、日本海でミサイルやったよね。(2022年4月14日木曜日)

 それから北海道でも、北海道の皆さんも「かなりロシアはヤバイですよ」と言っている。

 だから肌感覚では、やっぱり日本も「ウクライナで日本の安全保障大丈夫か?」って言うことはかなり今、感じ始められきているわけなんですよね。

 そのことがそういう地勢学的リスクに晒されている日本って、ちょっと中期的に観て変えるかなってことは、意識されてるんじゃないの。

 そういうふうに思いますね。

2022/4/15 虎ノ門ニュース 長谷川氏談

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